報告書 2A岡田枝里香

私は韓国ジョイントスタディツアーで1週間韓国に行って、文化について学んだり、北九州高専と全北大学の日本語研究会の学生さんとの交流を通してたくさんの貴重な体験をしました。その中で韓国に対してこれまで持っていたイメージが大きく変わりました。


私は韓国に行くのはこのツアーが初めてで、普段見るニュースの影響もあって入国するまで楽しみなのと同時に不安も少しありました。
でも実際に韓国に行ってみるとそんなことはほとんど感じられず、韓国は私の想像以上にとても優しい人ばかりで、むしろ日本のことを慕ってくれているように感じました。電車の中で席をゆずってくれたり、買い物しているとお店のおばちゃんが手に持っていたゴミを捨ててくれたり、セットで売っていたものを1つだけで売っていないか聞いてみたらわざわざ1つにして売ってくれたこともありました。また、街を歩いて買い物などをしていると、10年間大阪に住んでいた人や先週まで日本に旅行に行っていたという人に出会うこともできとてもうれしくなりました。

全州では全北大学の日本語研究会の学生さんと交流してたくさん話したりもしました。その中での学校紹介のプレゼンではすべて日本語で発表したのですが、最後にはたくさん質問をしてくださって明石や高専のことにも興味を持ってくださってとてもうれしかったです。夜にはごはんに連れて行ってくださったり、街を案内してくださったりととても楽しかったのですが、2日間しか交流ができなくて寂しかったです。でも連絡先を交換することができたので機会があればまた会いたいです。

また、文化を見ても日本と似ているところがたくさんあり、お茶や、和紙によく似た韓紙の文化、おはしを使ってご飯を食べる文化、日本語と同じ言い方をする言葉もたくさんあって、違う国にいながらも身近に感じることがたくさんありました。コンビニに行くとドラゴンボールやスヌーピー、ミニオンなどの日本のアニメや人気なキャラクターが飲み物やアイスのパッケージに印刷されていてとてもかわいかったです。中身がなにかわからなくても思わず買ってみたくなりました。

街を歩いていると感じないのですが、ニュースでもしているように国どうしの関係を見るとあまりよくありません。実際に日本大使館の前ではたくさんの警察が見回りをしていて、大使館の前にある慰安婦像を守るように女の人が隣にテントをはっているのを見ました。独立博物館では100年ほど前に日本が韓国にひどいことをしてきたということが韓国からの目線でかかれていたということもあり、とても考えさせられました。日本との距離が近いからこそ起きた問題もあると思うので、できるだけ早く関係がよくなってほしいと改めて思います。

韓国に行ってから少し時間が経ち、今思い返してみてもこのツアーに参加して韓国に行って本当によかったと思っています。実際に現地に行ってみなければ感じられないようなこともたくさん学ぶことができました。振り返ってみるとたくさんの体験をさせてもらい、いろんな友達ができ、新しい発見と驚きがたくさんあり、また、考えさせられた一週間でした。このツアーでできた友達とも連絡先を交換して連絡を取っているのでこの関係を続けていきたいです。

コメント

  1. 国家と国家、人間と人間。もちろん国家があって、国民があるのですが、今回は人間同士の付き合いが強かったのかもしれませんね。多くの友人を作ることができたのは、岡田さんの将来にとって大きな糧になっていければ幸いです。
    現場に出て考える。当たり前のことかもしれませんが、人の住む建築物を作っていく上ではとても大きなことかもしれません。文章から、そのあたりの思いやりが滲み出ていますね。ぜひ素晴らしい建築家になっていって欲しいと思います。

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