韓国ユルルン滞在記

 買い物は市場で

 1Aの悠里が密かに綴る、韓国ユルルン滞在記も最終章。最後はやっぱり帰朝の際のお土産を持って帰らねばならない。
 韓国は釜山。広大な面積を持つチャガルチ市場と国際市場。恐らくここでお土産に困ることはない。
 しかし、私がお土産に韓国海苔と沢庵を買ったことを誰が聞いて面白がるものか。
 ならばこの6日間の振り返りをした方が有益である。




「るるるるぶうぶう」な6日間

  この6日間は本当に色々なことがあった。考えてみれば人生初がこの6日間にいくつあったことか。まさに「るるぶ」、否「見る、食べる、知る、伝える、学ぶ、出会う、遊ぶ、買う」が一堂に会した「るるるるぶうぶう」な6日間であった。
 この6日間(5回目)はビビンバのような具の多さ、チゲのように濃厚で、スンデのような珍しさでお腹いっぱい。

 韓国の文化や、(韓国から見た)日韓の歴史、日本を愛する人々との出会いや学びを通じて得たことはとっても面白かった。普段は触れることのない観点を、日本からは見れない視点で探る。毎日が驚きと発見の日々であった。

 私としては人生初韓国で一番最初に口にしたものがキムチであって良かった。涙が出るほど辛かったが、これで「韓国で初めて食べたのはキムチ!」と胸を張って言えるものである。云ったところでどうなるわけでもないが。
 




韓国独り歩き

 人生初韓国ながらも一人で歩き回ったのは楽しかった。獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすと云うらしいが、私は自分を千尋の谷へと突き落としてみた。
 携帯の電波が無いのは勿論。翻訳機能も地図検索機能ですら使えない中ぶらぶらするのである。不思議なことに何があっても、英語が通じなくても何とか意思疎通はできるようだった。コインランドリーでお世話になったお店の方にもう一度お礼を云いたい。
 
 語学留学を考えている方、語学を極めんとする者。取り敢えずはその国に行って見るのが良い。独りで。私も韓国に着いてから語学力が上がった。しかし、周りは30人近くの日本人に常に囲われていてあまり海外に来たという気はしなかった。右側通行の道路を見て「あ、日本じゃない」と思う。そんなものである。

 観光行く?韓国!

 今回の滞在地は個人での旅行計画では選ばないようなところばかりであると思う。これは今だから、韓国だから、この面子だったからこのような素晴らしい訪韓となったと思う。
 次は観光地にも行ってみたい。しかし観光地は日本語が多くてつまらないのは否めない。全州のようなところやもっと田舎の農家でお米でも作ってみたいような。あ、これは日本に帰ってこないやつじゃないか。

 何はともあれ、まずは荒川先生に感謝です。スタディツアーの企画に始まり、ツアー代金の交渉から我々の引率まで、この度は誠に有り難う御座いました。鄭さん、安さん、全北大学の皆さんには本当にお世話になりました。北九州高専の方々には特に感謝しています。元は北九州高専のプログラムだったにも関わらず、明石高専も参加させて頂き、とても嬉しく思います。更には裏で働いて頂いたであろうグローバルテラス始め今回のスタディツアーに御尽力頂いた全ての方に御礼申し上げます。

 荒川先生と鄭さんのような関係は楽しいと思います。私もそんな友達が欲しいなと思う今日この頃です。

コメント

  1. スマホで閲覧頂くことを推奨致します。

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  2. 韓国スタディツアーの一番の目的としては「まずは海外に出てみようという思いになること」であります。次は本格的に一人で飛び出すことになるでしょうが、少しでもその経験が出来たことを嬉しく思います。
    君の持つ力は、人をきちんと見て信用することではないかと思います。
    「信なくば立たず」
    世界に多くの友人を作ってください。

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