報告書 E1726 辻村 凪





一番困ったのはコンビニエンスストアです。ソウルや釜山では日本語の表記も多く買いたいものを見つけることが出来たのですが、全州では日本語の表記が全く無くおにぎりひとつを買うにも中のものが分からないのでとても困りました。またトイレなどの張り紙もきっと何かの注意書きがしてあるのだろうということは分かるのですが、なんと書いてあるのかが分からずとても不安な気持ちになりました。日本にいるときは気にした事が無かったので、行く前はこういう状況で困るだろうという事すら想像することができませんでした。話す時は英語を使えばなんとかなると思っていたけれど文字を読む状況までは想定していませんでした。日本にいる時は当たり前過ぎて気付くことがなかったことに気付けて良かったです。



宿のトイレとシャワー

2〜4日目に泊まった宿は韓国の昔ながらの町並みの残る韓屋村というところでした。そこではトイレにトイレットペーパーを流すことが出来ませんでした。日本に住む私はトイレにトイレットペーパーを流すのは当たり前、という認識だったので公共のトイレにも、トイレットペーパーはトイレに流してください、と張り紙がしてあるのも驚きました。日本では張り紙をするほどもないような当たり前のことだけれど、韓国では当たり前ではないということを感じることができました。



宿の部屋と布団


韓屋村での部屋は二人部屋だったのですが、布団が1組しかありませんでした。今まで見たことのないかたちの布団でどの様に寝ればいいのか分かりませんでしたがいつもとは違うかたちの布団で寝るのはとても新鮮でした。また韓国の部屋は3月でも床暖が暖かく、外は寒かったけれど、寝る時は少し熱く感じるくらい部屋の中は快適でした。





ビビンバの調理体験
2日目にビビンバの調理体験をしました。韓国の食器はお皿もコップもお箸も全て金属でした。お箸は重さが日本のものより重く、平らなものもあり、慣れるまではご飯をつかむのが大変でした。写真では箸が横置きになっていますが、次に日の交流会で大学生の方に韓国は箸を縦に置くと教えて頂きました。韓国の高校では、日本と韓国で橋の置き方が違うと習うそうです。細かなことではあるけれど日本と韓国の文化の違いを感じることができました。



日本語サークルの部室


全北大学日本語研究会の方との交流はとても刺激的でした。多くの方はとても日本語が上手で、韓国の文化などについて教えてくれました。私が仲良くなった方は1年生の方でまだあまり日本語が得意ではなかったようなのですが、英語と日本語の単語を駆使して、話を続けるのは楽しかったです。








韓国のゲームセンター

自由行動の時間には韓国のゲームセンターや本屋に連れて行って貰いました。
韓国のゲームセンターには乗り物に乗ってするシューティングゲームがありました。ハンドルの操作によって乗り物が横向きに回転したり、上を向いたりするゲームで日本ではあまり見ないタイプのゲームだったのでとてもワクワクしました。
本屋には日本の漫画がハングルで書かれたものが沢山置いてありました。みたことのあるマンガ、有名なマンガが日本語以外で書かれているのはとても新鮮で、韓国でも日本のマンガは人気なのだなと感じる事ができました。





韓国と日本は似ている様で異なっている部分が沢山あり、ドラマなどでは気がつかない文化の違いを身をもって感じることができてとても楽しかったです。観光で行っただけでは出来ないような体験、韓国の大学生との交流は、今までにした事が無いことばかりでいい経験になりました。スタディーツアーで学んだ事を活かしてこれからも海外研修に参加したいと思います。

コメント

  1. 観光旅行ではない、韓国スタディツアー。入学早々の辻村さんがぜひ行きたいと希望を出してくれたことを今でも思い出します。時が経つのは早いもんです。
    本校には韓国スタディツアー以外にも様々なプログラムを用意しています。
    自分で行って見たい場合も相談に乗ります。是非、さらに世界に飛び出していって欲しいと思います!

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